愛ちゃんと希望くん

「平成28年度仙台市共同募金委員会研修会」を開催

  平成28年8月9日に仙台市福祉プラザふれあいホールを会場に、地区募金会長や役員等を対象とした「平成28年度仙台市共同募金委員会研修会」を開催いたしました。
 研修「共同募金の役割としくみ」では、共同募金の歴史やしくみ、募金の使いみちなどを事務局から説明。基調講演は東北文化大学医療福祉学部教授の豊田正利先生をお招きし「共同募金のあるべき方向性」と題し、今日的な生活課題・福祉課題に対しての共同募金の必要性や、中央共同募金会が掲げる「地域を作る市民を応援する共同募金への転換」に向けて、人口減少が進み戸別募金だけに頼れない現状から、例えば企業が社会貢献の一環として共同募金に協力することで、福祉に関わる文化を時間をかけて根付かせていくことが重要であるとの講演をいただきました。
 

 また、助成を受けた団体からの活動発表では、中山地区社協の冨田宏子さん、仙台港背後地6号公園自治会の佐藤修一さんより、共同募金を活用した住民同士の助け合い、支えあい活動と被災者支援活動について発表いただきました。
 参加者からは、「共同募金活動が地域福祉の財源になっているということが理解できた」「助成金を利用してのまちづくりが参考になった」といった感想が寄せられました。