愛ちゃんと希望くん

住みよい地域づくり支援事業より(被災した地域社会の復興に向けた事業)

1.被災した地域社会の要援護高齢者の安否確認、見守り事業

団体名:六郷地区ボランティアひまわり会

助成金額:250,000円

1.被災地であり、かつ沿岸部より避難して来られた方が多く住む鶴ヶ谷を元気にする 交流事業

団体名:つるがや元気会

助成金額:250,000円

●事業の成果

高齢化率が、県内二位の38.3(26.10.1現在)と非常に高く、かつ東日本大震災で全半壊した住宅が18.7%もあり、一時みなし仮設への避難者が438(25.10.1現在)も住んだこの鶴ヶ谷地区で、大震災の被害に負けず、いっときも早く立ち直り、以前のように明るく元気のある、そして住んでいて良かったと思う町にする。この為に講座、セミナー、サロン、趣味の教室、童謡の会、ロコモ体操教室、つるがや元気祭りを開催しましたが、いずれの事業も、目標以上の方に参加して頂き、成功裏に実施できました。童謡を歌う会、サロン「ほっとカフェつるがや」にも予定外の参加者があり、皆さん大変喜ばれており、大好評でした。

3.被災した住民向けのたまり場事業

団体名:仙台港背後地六号公園自治会

助成金額:250,000円

≪活動内容≫

日付

イベント名

内  容

参加者

4/6

自治会新年会

事業報告と新年会

53

4/21

料理教室

調理~試食(創作)

24

5/8

花見

げえび舟下り・小岩井

48

6/3

料理教室

男性中心に奮闘

26

7/11

夏風靡

夏の風物詩スイカ割

62

8/10

仮設夏祭り

旬の味とバザー開催

128

8/24

大抽選会

仮設貯蔵品大放出

62

9/27

ボウリング大会

若かりし日の姿を再現

24

11/311/4

一泊旅行

被災地を経由し癒しの旅

40

12/11

カラオケ新年会

カラオケ熱唱

28

12/23

クリスマス会

ワンコイン&助成

42

1/1

正月行事

のど自慢&餅つき

45

3/7

大お茶飲み会

ゲストを招きカラオケ

51

その他、毎月の環境整備(外柵周辺の除草・集会所内)、集団資源回収(毎月)

ボランティアによるイベント受入、趣味活動(物作り)等

※活動費の一部として助成金が使われました

●事業を実施しての成果

1. 一時の安らぎと親睦

 (1) 震災以来4年が過ぎ、落ち着きと安堵が行動に表れ笑顔と動作がマッチするようになった(諸行事・イベントを通じて交流する機会が多かった成果である)

 (2) 自立再建に向けて、善意ある好意によって交流の機会が増し、勇気と希望を頂き目標に近づく事が可能となった。

2. 高齢化による精神的・年齢的ダメージ

 (1) 過年齢と精神的ダメージが重なり4年間で10名の方が無念の思いを遂げた。

 (2) 年齢には勝てず、一日でも多く生きる事が高齢者の宿命であり、病気・ダメージには儚い脆さを感じる。その中、高齢にも関わらず毎日数キロ歩き、週に一度のカラオケを楽しみに日々努力してる方もおり、模範的行動は見本であり追随するものが増え健康管理に役立っている。

3. 健康管理(日頃の管理が無頓着になりつつある)

 健康係を中心に、高齢者の健康管理に努め、月一度は手土産を持ち高齢者宅を訪問し健康状態を確認。話し相手になり努力した結果、大部分の方がなんでも話せるようになりイベント等に参加するようになった。(信頼関係の醸成)